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アトピー性皮膚炎について

乳幼児では2か月以上、それ以上の年齢では6カ月以上、良くなったり悪くなったりするかゆみを伴う湿疹を、アトピー性皮膚炎と診断します。軽症を含めると10人に1人はアトピー性皮膚炎と言われています。治療は適切なスキンケア(皮膚清潔)と、適正量のステロイド外用剤の塗布です。ステロイドについて不安に思う保護者さまもいらっしゃいますが、正しく使えばとても有効なお薬です。初診時に、スキンケア(皮膚清潔)の重要性と、お薬の適切な塗り方について、しっかり説明させていただきます。

また、乳児のアトピー性皮膚炎は、皮膚バリアの機能が低下しているために食物アレルギーを起こしやすくすると言われています(経皮感作)。離乳食を始める前にできるだけお肌をきれいにできるようケアしていきましょう。

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