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気管支喘息について

~気管支喘息の新しい治療薬(注射薬)を導入いたしました~

「咳」は誰もが経験しがちな、よくある症状です。しかし長引く場合には注意が必要です。通常、風邪などの感染症による咳は、長くて3週間程度でおさまるとされていますが、咳が止まらない場合は、喘息など、他の病気の可能性があるため、少しでも変だな・・・と感じられたら、遠慮なくご相談ください。当院に受診される患者さんでも、呼吸器系の疾患が多く見られるようになったと感じています。明確な理由は分かりませんが、アレルギー患者の増加、新型コロナウイルスの影響など、様々な理由が考えられます。特にお子さんの場合は、症状が長期化することで、新たなアレルギー疾患を誘発したり、重症化することによる活動レベルが落ちてしまうなどの心配があります。早期発見、早期治療を心掛けておりますので、遠慮なくご相談ください。

ぜん息の特徴は?

1.息苦しい
2.咳が止まらない
3.ゼーゼーする
などの症状がある方は、遠慮なくご相談ください。

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喘息の治療薬は?

主な治療薬として吸入薬や飲み薬や貼り薬などがありますが、近年、医学の進歩により、生物学的製剤という新しい治療薬が登場しました。吸入薬(吸入ステロイド薬)などの従来の治療では、ぜん息症状をコントロールできない患者さんに用いられます。
免疫応答には3つのタイプがあり、1型、2型、3型に分けられます。このなかでもとくに2型免疫応答(2型炎症)があると、吸入ステロイド薬が効きにくいことがあることが知られており、日本では、重症のぜん息患者さんの80%以上で2型炎症が起きていると考えられています。生物学的製剤は、この2型炎症を改善する薬です。これまでの治療ではうまくコントロールできなかった方でも、症状を改善する効果が期待できます。

生物学的製剤の治療を受けられる患者さんは、以下に該当する患者さんです。
1.現在の治療ではぜん息をコントロールできていない
2.経口ステロイド薬を頻回に使用しており、中止できない

上記のように現在の治療で困っている患者さんは、新しい治療薬による改善が見込めますので、遠慮なくご相談ください。

また、自分自身のぜん息の症状の状態をきちんと把握し、医師にきちんと伝えることも大切です。「ぜんそく症状チェッカー」で自身の状態をチェックし、その結果を医師と共有することで、医師に正しく自分の状態を理解してもらいましょう。

👉ぜんそく症状チェッカー

<よくある質問>

Q 小児のぜん息は、食物アレルギーやアトピー性皮皮膚炎など、他のアレルギーとどのような関係にありますか?

小児のぜん息はアレルギー体質のある子供に発症しやすく、食物アレルギーやアトピー性皮膚炎、スギ花粉症などのアレルギー疾患を合併する確率が高いと言われています。また、アレルギー体質があると、乳児期に食物アレルギーやアトピー性皮膚炎、幼児期にぜん息、成長と共にアレルギー性鼻炎などを順番に発症していく傾向がみられます。

Q ぜん息が増悪(悪化)する因子には何がありますか?

ぜん息の増悪因子には様々なものがあります。主なものは、①吸入アレルゲン(ダニやペットの毛、カビなどの室内アレルゲン)、②呼吸器感染症(RSウイルスやインフルエンザなどのウイルス感染)、③空気汚染(たばこや線香などの煙、PM2.5や黄砂など)が代表的です。特に10歳以下のお子さんでは、ハウスダストとダニが強く影響しているという報告もあります。

Q 小児のぜん息のある子供では運動の制限は必要でしょうか?

ぜん息があっても運動を制限する必要はありません。もちろん症状が不安定な状態では運動を制限せざるを得ませんが、上手にコントロールすることで不安なく運動をできるようになります。一方で、普段のコントロールが良くても、運動したときに、ぜん息の症状が出ることがあります。運動中に発作が起こったら、運動を中止して楽な姿勢で休み、必要に応じて気管支拡張薬などを使います。症状が良くなったら運動を再開しますが、治まらなかったり、息苦しさが強い時は、ぜん息が上手にコントロールされていない可能性がありますので、遠慮なくご相談ください。

当院の治療方針

当院では、ガイドラインに則った治療を基本とし、患者さんの背景に応じて、柔軟に適切な治療法を選択していきます。最近、承認された新しい治療薬(注射薬)も導入いたしましたので、遠慮なくご相談ください。
*ぜん息を悪化させる要因を減らす
*気道の炎症を抑えるために薬を使用する
*より専門的な検査などが必要な場合は、連携医療機関へ紹介する

連携医療機関は、国立成育医療研究センターや聖マリアンナ医科大学病院などです。

国立成育医療研究センターのページは 👉こちら

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