水いぼについて
[2024.08.03]
水いぼは、伝染性軟属腫ウイルスというウイルスによる皮膚の病気です。直径2~5mmの隆起した、ときに中心が窪んだ白い発疹で、数か月~1年以内には自然軽快すると言われています。ひっかいたり、脇の下などの摩擦で発疹がつぶれると、中のウイルスが出て周囲にひろがって増えたり(自家接種)、接触した皮膚(直接接触)やタオルやビート版を介して(関節接触)他人にうつったりします。
プールの時期になると摘除(ピンセットを使って摘み取る)の相談を受けますが、学校保健法では「多数の発疹のある者については、プールでタオルなどを共用しないよう指導する。登校(園)に制限はないが、浸出液がでている場合は被覆する」とあり、摘除していなければならないとは書いてありません。
ただし、自家接種を防ぐ目的や、治癒までに数年かかることもあることから、ご希望に応じて、当院では処方のほか、摘除も行っております。摘除の場合は、事前に痛み止めのテープをお渡しします。自費の扱いにはなりますが、銀イオンでウイルスを殺菌するMB-Fクリームも用意しておりますので、お気軽に「さくら小児科・内科クリニック」へご相談ください。
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