食物アレルギーとスキンケアについて
[2023.11.29]
生後12か月までに湿疹や肌荒れが見られると、3歳になる頃に食物アレルギーのリスクが高まります。特に、生後1、2か月で湿疹が発生する場合、そのリスクが一層高まることが報告されています。
肌が荒れることで微量の食物抗原が侵入し、アレルギー関連の免疫細胞を刺激する可能性があるため、この現象は経皮感作と呼ばれています。
離乳食を始める前に、お子様のお肌をきれいに保つことが非常に重要です。
当クリニックでは、生後2か月の予防接種時などに受診された際に、適切なスキンケア方法についてお話させていただいています。
感染のリスクがない乳児健診の時間帯にご予約いただければ、より詳しくご相談いただけます。どうぞお気軽にお声がけください。